【Google Meet】ポモドーロタイマーをチームで共有する方法

テレワークが長引き集中力が落ちたりしている。また、仕事が舞い込み過ぎてマルチタスク化して効率が悪い。
そんな時、最近個人的に試しているのがポモドーロテクニック。

で、ポモドーロテクニックを会社のチームで共有したいと思ったため、方法を考えた。

色々考えたが、会社で使用しているGoogle Meetを使って共有できないかと。

しかし。

Google Meet の画面(ウィンドウ)共有だと、基本的にPC音源の共有は出来ない。
つまり、Google Meet の画面(ウィンドウ)共有で「Focus To-Do」やその他のポモドーロアプリケーションを使用してもチクタク音やベル音が鳴らない。これでは意味が無い。
(ZoomだとPC音源を共有できるらしい。未確認。)

サウンド入力をPC音源にする手もありそうで、サウンドミキサーも考えたが、ちょっと面倒。
ハウリングもしそうなので却下。

ただ、一つだけ、変にこじらせた方法じゃなくてもPC音を共有することが出来る。
それは Google Meet で「Chromeタブの共有」を行うことだ。

※ポモドーロタイマーとGoogle Meetをずっと動かすため、できればポモドーロ専用のPCを用意した方が良いと思います。

※無料版のGoogle Meetだと連続使用時間制限のため、この方法を取れない可能性があります

Chromeブラウザでポモドーロタイマーを実行

Chromeタブの共有ではアプリケーションは選択できず、Chromeのタブを選択する方式。
という事で、ブラウザでポモドーロタイマーが使えるサイトを調べる。

条件としては以下の通り。

  • ポモドーロおよび休憩の時間設定(まぁこれはどこも出来る)
  • 長休憩の無効化、もしくは短休憩と同間隔が可能
  • ポモドーロ終了時に自動で休憩に移行
  • 休憩終了時に自動でポモドーロに移行
  • ポモドーロ中、および開始・完了時に音が鳴らすことが可能
  • (出来れば)設定した時刻にポモドーロを開始、停止することが可能

で、ここが良さそうか。時刻で自動起動することは出来ない。
https://pomodoro-tracker.com/?lang=ja

設定は以下の通り。

長休憩の回数はなんかどこまでも入る。大丈夫か?

音はお好みで。

Google Meet でChromeタブの画面共有

次に、タイマーを動かすPCでGoogle Meetを開く。

画面を拡大して、余計な情報を表示しないようにする。

で、別のPCからルームにアクセス。

音声も問題無く聞こえている。

これで定時に始めれば、25分 + 5分休憩の30分周期でポモドーロが出来る。

チームメンバーも集中したいとき、もしくはきちんと休憩を取りたいときに
参加したり、抜けたりできるかと思われる。

メリットとデメリット

環境にも依るが、ポモドーロテクニックそのもののメリットデメリットの他に、以下が挙げられると思う。

メリット

・SkypeやSlackなどで共有しておけば、個々でポモドーロ環境を整えるよりもアクセスしやすい。

・テレワークでもチームで仕事をしているという感覚を得やすい。

・休憩中に少し話したり、会話が長引く場合は別でMeetで打ち合わせに移行できるなど、
 コミュニケーションのタイミングが増える

デメリット

・ポモドーロタイマー&Google Meetで画面共有用のPCを用意する必要がある。

・Google Meet の時間制限があるので、タイマー用意PCも定期的にmeetに再参加が必要。
 2021/3/31までは無料版も24時間までOKなので、1日1回はmeetにつなげる必要がある。
 2021/3/31以降は60分になる予定のため、実質使えない。

チームメンバーに分かりやすくするため、ポモドーロのスタートは定時刻で開始しなければならない。
 ポモドーロタイマーを動かしているPCが再起動したり、ブラウザが閉じてしまった場合は
 再度定時刻にスタートを押さなければならない。
 (なので、UbuntuなどLinuxでやるのが良いと思う。)

・ネットワークの環境によってはタイマー音がズレたり、接続が切れたりする可能性がある。

・モバイルWi-Fiルーターやテザリングで使用したりすると、ギガが減る。

まとめ

25 + 5 ではなく、50 + 10 が良いのかもしれない?運用中に改善があれば追記していく。

定着するかはまだ不透明だが、上手くいったら良いなと思う。

追記(5/24)

所感

2か月使用してみて…
改善点はあるが、まぁ概ね続けても良いのではという感じ。

強制では無いので全く入らないメンバーは当然いるが、
業務の質問やおしゃべりがしたいメンバーが休憩中に入ってきて、コミュニケーションの一環とはなっている。
複数人がミュートで入室している時は「やらなきゃ」というスイッチが入ったりもする。

ただ入室が2人だけの時は休憩中に話が終わらずポモドーロに突入してしまう事も。
そういった場合はあまり作業集中ルームとしての役割は果たせていないように思える。
休憩中の会話を捌くため、ポモドーロ50分 + 休憩10分の方が良いかもしれない。

ただ以下の問題点があり、継続して使用するにはかなり厳しい。
改善が必要。

問題点

1日程度経つとタブで共有している音声が聞こえなくなってしまう。
つまりポモドーロの時計の音や開始・終了時のベルが聞こえない。これは致命的。
結局毎日ポモドーロPCにVNCなどでログインして再共有をしなければならず、非常に面倒。
かと言って代替案がまだ無い…。
なぜ音が出なくなるのかは調べたがヒットせず。環境の問題?

また連続してmeetし続けていると時間制限による強制ログアウトが発生した。
(↓の「許可されている通話時間の上限に達しました」画面)
きちんと測ってはいないが、10日~2週間程度?
300時間とどこかに書いて有った記憶があるので、その通りかも。
これはまぁ致し方ないか。

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