Wiresharkのメイン画面であるパケット一覧テーブルに、VLAN IDを表示する方法。
パケット詳細をいちいち確認したり、Lengthで判断したりするよりは、視認性が非常に良くなった。
802.1q と 802.1ad (Q-in-Q、Double Tag)に対応。
Windows日本語版 バージョン2.2.7にて確認。
設定方法
Wireshark起動後、「メニューバー→編集→設定」
設定ウィンドウが表示されるので、左側のカラムから「外観→列」を選択。
現在表示中の項目が一覧表示される。
下部にある『+』ボタンを押し、新しい列(New Column)を2つ追加。
各セルを以下に変更。
802.1q
項目名:VID 1q 種別:Custom フィールド名:vlan.id
802.1ad
項目名:VID 1ad 種別:Custom フィールド名:ieee8021ad.id
種別はフィールド名を編集したら勝手にCustomになるので、選択しなくても良い。
項目名は自分がわかりやすいように適当に。
フィールド出現位置は値を適当に変更したらVIDが非表示となったので、0で良いかと思う。
最後に表示したい列番までクリック&ドラッグし、OKで終了。
補足
- 802.1qは種別の中から「802.1Q VLAN id」を選択しても良いが、1qの多重タグになった場合、正常に表示してくれないので上記の方法がおすすめ。
- カラムの文字を右揃えなどにしたい場合は、列を右クリックで『左揃え・中央揃え・右揃え』が出る。