久しぶりですがまたちょっとずつ更新します。
今回はNTPの暗記。
NTP
時刻同期するプロトコル。『Network Time Protocol』まんま。
時刻取得時にネットワーク通信時間の補正も行われ、キチンとしたNTPサーバに繋げばかなり、というか正確な時刻を取得可能。
SNTP
NTPのSimple版。Client専用。時刻の問い合わせのみ可能。
時刻の同期だけが目的だったらこれを使用すればよい。
Stratum
階層のこと。Stratum 0 が原子時計やGPSの時計。
Stratum 15までだが階層が低く(数字が大きく)なるほど精度の信頼性が下がっていく。
基本的にはStratum 1や2のNTPサーバに繋ぐ方が良い。
が、不可が集中するため、どこまでの信頼性が必要かによって調整する必要がある。
使用ポート
UDP 123
Linux NTP まとめ
Ubuntu16.04で確認。
// インストール sudo apt-get install ntp // 設定ファイル変更 sudo vi /etc/ntp.conf // ntpdの再起動 sudo /etc/init.d/ntp restart // ntp状態の確認 ntpq -p
設定ファイル まとめ
# NTPサーバー指定 server {NTP Server host or IP} # 複数のIPアドレスを返してくるサーバをまとめて指定できる pool {NTP Server host or IP} # アクセス設定 restrict # クライアントのみで動かしたい場合は下記の設定で良いと思われる。 restrict -4 default kod notrap nomodify nopeer noquery limited restrict -6 default kod notrap nomodify nopeer noquery limited restrict 127.0.0.1 restrict ::1 restrict source notrap nomodify noquery # ポーリング間隔の設定。 # 3-17を指定。指定値が2のn乗秒となる。 # minpoll デフォルト6 2の6乗 = 64 秒 # maxpoll デフォルト10 2の10乗 = 1024 秒 minpoll {value} and maxpoll {value} # 設定記録ファイルを指定。変更不要。 driftfile