「VS Code」の拡張機能「Remote SSH」にてSSH接続中、接続先のCPUを占有する件の対策【rg】

Visual Studio Code + Remote-SSHアドオン(拡張機能)を使用してlinux上で開発しているのだが、とにかく重い。
複数人で作業しているため、周りに迷惑をかけてしまうのでどうも使いづらくなっている。

環境

接続元PC : Windows 10
接続先PC : Ubuntu-Server 18.04

調査

Ubuntuでtopコマンドして状況確認。

なんじゃあこりゃあ。
見た事ないCPU使用率。100%どころの騒ぎではない。

どうやらというか、見たまんま「rg」とやらがCPUを喰っている様子
psコマンドで調べたところVS Codeの関連プロセスっぽい。
「ripgrep」コマンドらしく、grepの高速版とのこと。
(nodeやcpptoolsなど他の関連プロセスも重いが、これは原因がまぁわかっているのでとりあえず保留)

これを何とかする。

対策

ググってもsettings.jsonの「watcherExclude」でフォルダ除外して監視対象を減らせ!ってのが多く引っかかる。
これは確かnodeの方を下げる効果があったような気がする。既に対策済みなので、これではない。

で、どうやらrgのCPU使用率を減らすためには「search.followSymlinks」のチェックを外すのが効くとの事。

VS Codeの左下の歯車をクリックし、Settingsを開く。

で、検索ウィンドウにて「search.followSymlinks」と入力。
「Remote」「Workspace」のチェックをそれぞれ外す。(重要!)
私は念のため「User」もチェックを外しましたが、影響は不明。

それぞれチェックを外したら、VS Codeを再起動し、再度リモート接続。topで確認。
私の環境ではrgは上位に上がらなくなった。
というか、psコマンドで確認したところrgプロセス自体が起動していない。

ビルドで1時間以上掛かっていたこともあったが、現在はそんなに掛からないので、かなり軽くなったように思う。
お困りの際はぜひお試しを。

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